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それからと言うもののメンバーやフォーメーションを変えて幾度と無く大学生の胸を借りて調整していく。
そして、月日はすぐに流れて行く。1ヶ月など長いようで短いものだった。
丹波は、まだ悩んでいた。
ボランチをどう組ませるかと言うことに、取り敢えず燈椰は中盤の底に欲しい。リベロで上がる智との連携を取れるのも、やはり燈椰が適任だと思ったのだ。
ただもう一枚欲しいのだ。キャリアで言うなら黒田と市原のどちららに決まっているが、どこかつまらない。
堅実な守備よりも個々で打開出来る選手がいいのだった。
「やっぱり…ここは、あやつが適任じゃわい」
一体燈椰と組むのは誰なのか、そしてスタメンに葵の名前はあるのか……。
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