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葵は、荷物を取りに行く前に由菜に伝える為に廊下を歩いていると、まだどこも休み時間なだけに、廊下はたくさんの人がいて中々見つけれなかった。
すると、葵では無く先に見つけたの由菜だった。
『葵、何してんの?』
『あ…由菜いた』
葵は、ニコニコ笑いつつも由菜を見つけては由菜の側に行くが由菜の周りには4・5人友達がいた。
『あれ…由菜ちゃんの彼氏?』
『うわ、イケメンだ。』
口々に言われて葵は軽く頭を下げ入ると由菜に先程のことを伝える。
『そっか…大丈夫だよ。浮気もしないし毎日メールするし電話するし我慢出来る』
由菜はニッと笑うと行って来いと背中を押してやる。
葵は、ありがとうと少し照れながら言うと、周りに人がいるのにも関わらず唇を優しく重ねると、すぐ離し行って来ると手を振る。
『頑張ってくるんだぞ~』
顔軽く火照らしながら由菜も手を振り返し見送ったのだった。
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