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葵達が話している頃守備陣はパニックになっていた。
「おい!冬樹さんがいんぞ!」
智が直ぐ様気付くと設楽と智を直ぐ様集合させる。
「これ、作戦変更しなくて大丈夫?危険エリアのカバーだけじゃ薄い気がするけど」
橙椰が言うが、いきなり作戦変更しても器用にこなせる訳ではない。
「取り敢えず、攻撃は光輝に任せる。だから、俺がケアに入る。これで取り敢えず微調整しつつ乗り切るしかない。」
設楽が言うと二人は軽く頷くと散ってゆくのだった。
「今日はキャプテンと葵に任せるしかないな。橙椰も行けないだろうし」
智は、そっと呟くのだった。
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