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翌日、いよいよ試合が近づいてくる。
生か死か、それを分ける試合が刻々と近づく。
「割りと緊張するね」
「そうか?俺はお前の全力が見れる日が来ると思うと泣けてくるねー」
キックオフをするのは廉と葵だった。二人はいつも通りのテンションでいた。
「でもこのギャラリーはないだろ」
「確かに多すぎるね。今めちゃくちゃ見られてるよね。キックオフだし」
周りの女子の視線や声が邪魔でしかなかった。
でも試合が始まれば、そんなことは全く気にならなくなる。
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