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「こら!!あの技、前教えたら使えないとか言ってなかったっけ?」
そう、葵が中学の時に見せたらしい。その時に使わないと言ったから腹がたつのだった。
「うっせぇ!!決めたから文句ねぇだろ?」
葵は、少しムッとするもいいけどねと笑う。
「お前が最初から本気出せば中学も全国は行けてたのにな。出し惜しみ野郎が」
廉は皮肉を叩くも、大事なのは過去でも未来でもない今が大事なのだ。廉は、相手の実力を信じ続けてよかったと思った。
「まぁ間に合ってよかったよ。勝ちたいと真剣に思うからね」
過去の葵からは想像だにしない言葉だった。
「加賀葵に廉…やはりアイツ等は止めないとな」
白鳥は、直ぐ様指示をだす。
しかし、この指示さえもルーキー達の作戦に過ぎない。
今年のルーキーは頭がキレる。
キレ者が多い=相手の何手先も読むことができる。
ただそれだけ………
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