第五章

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ん? あ、やべ、寝てた。 ジュンスが飲み物を買いに行っている間に寝てしまった。手にはコーヒーが握られている。 隣を見ると、俺の肩に頭をコツンと乗せて寝ているジュンス。 「ありがとな。」 ゆっくりと立ち、ジュンスが起きないよう、ソファーに横にさせ、ブランケットをかけてあげた。 ユノヒョンは昨日と同様、ヒョンの手を握ったまま寝ていて、チャンミンは腕を組んで寝ている。 病室の時計を見ると、午前8時を回っていた。 うっそ…。今日、仕事入ってたよな? 「ユノヒョン?……ユノヒョン?今日の仕事は?」 「ん~……」 揺すって無理矢理起こす。 「あぁ……オフに、した。」 寝ぼけながら答える。 本当かなぁ。 「そ、それならいいんだけど…。……本当にない?」 「う………………ん。」 間が長い! ま、無いって言ってるんだし、皆が起きるまで待つか。 「ふぁ~あ。」 目は覚めたものの、眠たい。 「ユ…ノ……。」 「え?」 ジェジュンヒョン起きてんの? 皆が夢の中、ジェジュンヒョンが目は閉じたまま喋り出す。 「……ユ……ノ…。」 寝ぼけてんのか? 「……怖い…よ……ユノ…。」 「ヒョン?」 怖いって…? 「や…ぁ…怖い……助け…て…。僕、ひとり…や…だ…っ…」 「ヒョンっ!どうした!?」 大量な汗をかきながら、唸りを続けるジェジュンヒョン。 _
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