638人が本棚に入れています
本棚に追加
「ジェジュンヒョンのとこ、戻ろっか。」
「うん。抜け出しちゃってごめんね?」
「大丈夫。でも、チャンミンも心配してるから、お礼ぐらいは言っといた方が良いかも。な!」
「チャンミン怖いもんね!」
「うん、言える(笑)」
その時、ポケットの中で携帯が震えた。
嫌な予感がした。
ディスプレイを見る。
〔チャンミン〕
「もしもし?」
『ヒョン、今どこですか??早く病院に来てください!ジュンスヒョンも一緒にですっ…!』
「何かあったのか?」
『後からです!とにかく早く来てくださいっ!』
「あ、うん…わかっ─…」
プツッ─ツー、ツー…
一方的だよな、本当に。
「ジュンス、今の電話チャンミンからだったんだけど、慌ててた。早く病院に来いって。」
「怒ってた?」
「いや、なんか変だった。」
「何があったのかな?」
「分かんない。とりあえず、早く行こう?」
「うん。」
俺たちは急いで車に乗り込み、先ほどの病院へと向かった。
なんか、怖い。
_
最初のコメントを投稿しよう!