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身長152センチ、体重43キロ。
栗色の内巻きボブ。毎朝大きなロールブラシでセットしている。
大きく黒目がちなうるうる瞳はマジ最強。ジッと見上げられると、誰もがほだされる。
幼少の頃から洗濯が大好き。ものすごく汚れた服が真っ白になった時、達成感で満たされる。大人になったらお嫁さんになって旦那様に尽くしながら、クリーニング屋さんでパートをするのが理想の将来像。そしてたまにこれまた大好きなお菓子づくりができたら最高。お菓子の味は売り物のように絶品。しかし形はいびつで見た目はかなりヒドイのが残念。
両親と一つ年下の弟、卓也との四人家族。蝶よ花よと溺愛されて育った。天真爛漫で可愛い女の子に成長し、家族のみならず町内でもお姫様。
王子様がいつか迎えに来てくれると信じているような夢見がちな姫は、中学生になっても初恋すらしていない貴重な人物だった。が、これなら悪いムシがつくこともないと父と弟が安心していたある日、『ついに王子様が現れちゃった』宣言に家族ビックリ。父は大変なショックをうける。が、天地がひっくり返るほどの衝撃をうけたのは卓也。寝耳に水の大激震。
卓也の友達と遭遇した瞬間に、ビビッときちゃった明星はその一瞬で恋におちた。この相手こそ現恋人、本城空である。完全なる一目惚れ。王子様は大人だと思っていたら、実は年下でしかも弟の友人だった。しかもおうちで出会うなんて明星自身も超ビックリ。これが受験勉強真っ只中の中三の秋。こんな素敵な人が同校にいたのに気づかなかったのは前述の通り、明星にとっての王子様イコール大人だったので、タメはもちろん年下なんて論外だったから。
それからは学校で見つけてはドキドキ、家で会ってはドキドキ、夢の中でもまたドキドキ。
話すようになって空自身を知っていくうちにますます好きになった。空のことばかり考えすぎて勉強が全く手につかなくなってきた頃、なんとビックリ王子様から愛の告白。頭にはメルヘンな光景と音楽が流れ、嬉しくて死んじゃいそうなほどだった。が、このままだと受験に失敗してしまうのは目に見えていて、考え抜いた末に泣きじゃくりながらお断りした。その甲斐あって合格。その後、改めて空から気持ちを受け取り恋人となる。
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