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朝‥
校門を見下ろして友達を見つけ
友達に手を振るフリをして
横目で今日の君を見る
少しこっちを見た気がして
胸の鼓動が早まる
昼下がり‥
鏡に映ったあなたの顔に
吸い込まれてあなたの瞳に
見つめあってしまった刹那
切ない想いに苛まれる
放課後の夕焼け‥
赤く染まる頬は
どこまでも心を知っている
二人きりの教室に
あなたと私の音だけ響く
音がない世界が怖くて
いつもより少しだけ多く笑ってみる
あなたの頬もいつになく緩んだ気がした
星空、月明りの下‥
友達と三人で帰る道は
あなたといる口実
口実(ウソ)を心に隠して話し込んだ後
寂しげなあなたの背中を思いながら
私は夜空のように真っ黒になる
そして明日がやってくる
いつもより眩しくて親しい笑顔が
私を見ていた
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