【グリモワール】
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8歳の時、シンシンと降り注ぐ、雪の綺麗な夜。 ノワールと共に駆ける少女は街の入り口を目指していた。 ――両親が帰ってくる! 召還士になると言った次の日から3年、手紙のやり取りだけが家族との繋がり。 あれからもっと本を読んで勉強して、術式を描かなくても召還できるようになった。 成長した私を見て、2人はなんと言うだろう――。
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