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「だからさっ♪田河さん、相沢君と付き合えば~❤?」浅田さんが大きな声で続ける。 「は…何言ってんの…」 私がそう言うと私にしか聞こえないような声でこう呟いた…。 「……その代わり、私と雄大のじゃますんなよ……?」 !!!!! 何それ、と言おうと思ったら もう浅田さんは教室から出て行っていた。 なんで浅田さんにそんなこと言われなくちゃいけないの? それに…なんで雄大も浅田さんと仲良くするの? ──そう思うと何にも頭に入らず、とうとう部活も終わってしまった。
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