1章 神社の○○

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1章 神社の○○

幻想郷 忘れ去られた者の楽園であり、現代では昔の人々の空想などと言われている妖怪や魔法使い等が暮らしている ここはその一角に存在する神社、名前は博麗神社という その博麗神社の賽銭箱を仕切に覗き込む少女が居る 腋を大きく露出した、巫女服か如何か定かではないが、兎も角、紅と白を基調とした服を纏った少女 この少女こそが博麗神社の巫女である 少女は賽銭箱から目を放し、盛大に溜め息を吐くと、死んだ様な目をして言った 「今日も賽銭が入ってない………」 …いつも入ってないらしい そこへ、突如叫び声が聞こえた 『ぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁあああああぁぁぁぁ!!!!!』 端から見ると隕石の様なそれは、高速で博麗神社の石畳に激突した 石畳の一部に亀裂が入った
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