失われた記憶

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「…………ごめん、はる…… 忘れて、ごめん」 ガラッ 病室のドアが開く音がする。 「直人っ 春奈を思い出してくれたのね!? びっくりしたのよ? 事故に遭って、記憶も無くて… でも直人を信じてて良かった…」 胸の下まである 金に近い茶髪を巻いて 濃いめの化粧。 派手なアクセサリー それが“春奈(ハルナ)” 「春…奈……」
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