一章

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渡が、高校までの所謂通学路と呼ばれるルートを歩いていた。 そして、いつもこの時間この場所、このタイミングで後ろから飛び掛かってくる奴がいる。 『渡~!!ウッス!』 やっぱりきた… 渡は全て把握していた。 だから、その絶妙なタイミングで屈む。 渡『…お前も学習しろよな』 『う…腕を上げたな…』 やれやれ… コイツは同じ高校に通う、橘譲刃。 うるさい奴だが、嫌いじゃない。
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