第1章

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    私が笑った事には気づかないまま、颯太は校内に入って行こうとしていた 弥「あ!!ちょっと待ってよー」 私は慌てて颯太の後ろをついていく こういう場所はイマイチ分からないから、誰かの後ろを歩きたいんだよね 颯「…真後ろを歩くな。せめて少しズレろ」 弥「あ、ごめんごめん」 颯太は昔から真後ろに立たれるのが苦手みたいで、よく私も怒られるんだよね 何かトラウマでもあるのかな?? …ってそんな事を考えている間にも教室の前まで着いていた _
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