第1章

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    私の家族構成はお母さんと私の2人だけ。 お父さんは私が小さい頃に先に逝ってしまった だからあんまりお父さんと過ごした記憶も、顔も声も覚えてない だけど寂しくなんかないんだ 大好きなお母さんもいるし、親戚の人も優しくしてくれるし…。 それに……… ピンポーン 母「弥生、手離せないから出てちょうだい」 弥「はーい」 私はベルの鳴った玄関に向かい、ドアを開いた _
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