Black･World

一章『夜の界』

広大な学園の全ての敷地を使用して、生徒達は戦う。

目的は様々だが、最も多いのは『覇皇』という【夜の界】最高の地位につく事。

覇皇になると、登校免除、学園の権力の半分を手にし、バッジに関する特権を得る。

黒影は学園に夜８時以降は入ってはならない。
というルールを破り、同時に学園に入っていた両親を覇皇によって殺された。

つまり【夜の界】とは関係の無い者は学園に来るなという事になる。

また、【夜の界】ではバッジという特殊な力を持つ物が鍵を握っている。

特定の条件を満たす事で、バッジが持つ特殊能力を使用可能になるといった感じだ。

覇皇になるには、覇闘祭という大きな大会のようなものに参加し、優勝しなければならない。

参加資格は【夜の界】でＧクラス以上でないといけない。

クラスはＫ(ｷﾛ)、Ｍ(ﾒｶﾞ)、Ｇ(ｷﾞｶﾞ)、Ｔ(ﾃﾗ)、Ｐ(ﾍﾟﾀ)となり、Ｐが一番上のクラスとなっている。

クラスが上がると使用できるバッジの数が増えていき、比例するように相手も強くなる。

覇皇になるにはまずはＧクラス以上になる事が、必須というわけだ。