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チビチビとコーヒーを飲むユチョンに、今度は少し困った様に謝れば、別にいい！と言い返されてしまった。
飲み掛けのカップをユチョンの机に置くと、不意に裾を引っ張られ振り向いた。
トレーナー伸びちゃうよ。お気に入りなんだから、コレ。
Y「――でしょ？」
U「えっ？」
Y「このコーヒー。淹れたのチャンミンでしょ」
U「え、あぁ。そうだけど…よく分かったな？チャンミンが淹れたって」
Y「じゃなきゃ、あんなに時間かからないでしょうが。俺にはブラックで、ヒョンにはカフェオレだし…」
ユチョンって凄いな～全部当たってるよ。
てか、俺が淹れたらもっと早いのか？
味の問題？
全部飲み干したのか、空になったソレを受け取ると自分のカップの隣に並べた。
ユチョンの横に座り直せば、ポンポンと膝を叩かれる。
何？
甘えろってこと？
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