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男だからお世辞でも柔らかい、なんて言えないユチョンの膝にそっと頭を置いて寝転んだ。
確かに柔らかくないけど、ユチョンの膝は温かくて心地良い。
真下から顔を見上げれば、ふわっと笑いながら俺の前髪を掻き上げる。
そのまま剥き出しになっている俺の額に、そっとユチョンの柔らかい唇が下りて来た。
くすぐったい。
微かに笑いながら身を捩ると、リップ音を起てて唇が離れた。
Y「ヒョンはさ、最近の自分が恋してるって気付いてる?」
U「へぁ?」
ど、どう言う事だよ?
俺の頬を撫でるユチョンの手を掴むと、ユチョン特有の悪戯顔になる。声を出して笑ってるんだ、俺の顔は相当間抜けな顔をしていたんだろうな…。
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