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虎視点
フッとした瞬間、いつも…違和感を覚えていた。当たり前の生活の中でどうしてこうも、モヤモヤしてしまうのか。
時々だけど、自分の気持ちが分からなくて困ってしまう。
今日だって、ほら。
食欲大盛なお前は、台所の支配者に猫なで声で甘えてるんだ。
C「お願いですよ、ジェジュンヒョン。
このまま…僕が死んじゃってもいいんですか?」
J「小一時間前に、飯食ったばっかりだろ!?どの口が言ってるんだよ…」
C「可愛いマンネのお願いを、無視する気ですか?あんな前菜じゃ、僕は満たされないんです。餓死です!欠乏してるんです!糖分が!」
J「欠乏してんのは、テメェの胃だよ。ブラックホールって何?」
食器を洗うジェジュンの周りから離れず、おやつをねだる可愛い末っ子。その二人の姿に羨ましさを感じてしまうくらい。
俺の心はモヤモヤしてる。
このままソファーに座っているのも、段々と居心地悪くなってきたなぁ。折角の休みなのに、身体を休める日なのに、ちっとも休まらないのは何でだろ。
U「はぁ…。何かすっげぇやだ…」
Y「なにが?」
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