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C「ヒョン…熱いから気を付けて下さいよ」
U「ぇ?あぁ、うん。ありがとうチャンミン」
二つのカップを受け取ろうと、顔を上げたら意外と近いチャンミンの顔。
お、落ち着け!
受け取るだけ、受け取るだけなんだよっ!
この妙な緊張感に戸惑いながら、そっと二つを受け取った。
コーヒーカップが熱いのか、それとも自分の体温が高いのか。
受け取った瞬間、自分の手が燃えるように熱く感じた。
もう一度ありがとう、そう言ってユチョンの部屋に足を運びながら、思いっきり長い溜め息を吐き出した。
少し、遅くなり過ぎたかもッ。
あー…。
ユチョンの機嫌が悪くなってなきゃいいんだけど。
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