違和感

9/13
前へ
/13ページ
次へ
Y「おっそーい!!一体何分かかってんのさっ!?」 予感的中。 はい、兎さんご立腹中ですよ。 案の定怒っているユチョンに、謝りながらもコーヒーを渡した。 不機嫌ながらも受けとると、口を尖らせながら俺を見上げる。 ベッドに座っているから当たり前なんだけど…。見上げる仕草が可愛くて、クスッと笑えばキッと睨まれた。 U「さ、3分くらいかな?ごめんユチョン」 Y「3分くらいで怒る程、ケツの穴小さくねぇよ。」 U「ですよねー」 Y「10分だよ、10分!早く来てねって言ったのに…ヒョンのバカ」 一度拗ねると、中々元に戻らないユチョンの機嫌。分かってはいたけど、ついつい苦笑してしてしまう。 隣に腰かけて柔らかいユチョンの髪を撫でれば、まだ気に入らないのか、低い声でうーっと呻いた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

107人が本棚に入れています
本棚に追加