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「そういえばさ、芝山千代田の車内には警官がいるって聞いたんだけど」
全員集合していたある日、北総が芝山千代田に聞いた。
「うん、いるー」
「なんで?」
芝山千代田からの答えに対する北総の疑問に対しては、一緒にいる東成田が答えた。
「だってしばちよの駅の近くって、空港関係の施設があるからね」
「だからって」
「ま、昔はいろいろあったからな」
さらに食い下がる北総に対して今度は本線が答える。
「ああ、暗黒時代」
「…あ、それ触れちゃうんですか」
離れたところで聞いていた金町が懐かしむように呟けば、押上が突っ込みをいれる。
「千葉を新京成に任せようかと思ったくらいだったからなー…」
「え!?それは聞いてないよ!」
本線の呟きに、千葉が喰ってかかる。そして押上から爆弾発言。
「いまでも考えてるだろ」
「うん。俺らがやばくなったら、千葉と千原は新京成に任せようかと」
「冗談でもそんなことは言わないでください!!」
「ほんとだよ!そんなことされても嬉しくないし!!」
本線の発言に、新京成と千葉が猛抗議。そしてそれまで黙って聞いていた千原が、自分の名前が出たせいか、口をはさんだ。
「…あのさ、結局その頃何があったの?」
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