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愛美とさくらの二人は町のフリーマーケットに向かい、色々なものを見て回っていた。
古着はサイズとデザインが身に合わず、雑貨はこれといって必要なものがない。
二人の買い物は困難を極めた。
…しばらくして、二人はいつしか露店の食べ物の方に夢中になっていた。
かき氷やらポップコーンやらそれこそかなりの量のおやつとも食事ともつかない食べ物が両手に抱えられている。
掘り出し物を堀り当てた時のためにかなりの予算を用意していたが、このままではほとんどが食料に変わってしまいそうだ。
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