598人が本棚に入れています
本棚に追加
空にメールを返信する。
《よかったね! 今度は二人っきりになれるといいね。明日、今日のこと聞かせてね。》
送信ボタンを押し携帯を軽くベットに投げ捨てて服を着替えた。
着メロが鳴る――
《二人っきりは難しいなぁ。明日、詳しく話すね! 若菜は気になる人とか居ないの?》
気になる人かぁ……。
何故か勇希君の顔が浮かぶ。
「ありえないから!」
声に出して思いっきり否定。
今日ちょっと話しただけだし、恋愛とかそんなんじゃないし……。
あぁ…一人で何やってるんだろう。
《そんな人いないよ》
私は短いメールを空に送った。
最初のコメントを投稿しよう!