第一章

6/14
前へ
/45ページ
次へ
 急に静かになったリビングで私は食べた食器をキッチンに運びコーヒーメーカーに残ったまだ温かいコーヒーをカップに注ぐ。 「教会かぁ……」  教会の他では味わえない雰囲気は好きだけど、正直めんどくさい。  神父さまのお話は長いし、今日はその後ボランティアバザーまである。 「帰れるの夕方かな…」  ちょっと憂鬱だ。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

598人が本棚に入れています
本棚に追加