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「はい。これ、君のでしょ?」
少年の遊ぶものがなくなったころ、だれかがきました。
それはけんきゅういんよりも白い人でした。
白い人の手には、ツギハギの多いウサギのぬいぐるみがあり、それを少年にさしだしていました。
「縫い物は得意じゃないんだ」
白い人はもうしわけなさそうに言いました。
「ブブ…」
少年は白い人からウサギのぬいぐるみをうけとりだきしめました。
そして遊びはじめた時に、白い人が聞いてきました。
「君、デイジー君だよね?」
「うん…僕チン、デイジー」
少年は正直に答えます。
白い人がやっぱり、と言って笑みをふかくしました。
「君のお母さんにね、迎えにいってほしいって頼まれたんだ。お母さんに会いに行こうか」
この後、少年・デイジーは母親には会えたが色々あって母親を殺してしまう。
そして白い人・白蘭の部下になるのだが、これはまた別の話…………
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