夢と違和感

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、 二人のうちひとりは傷一つなく 漆黒のローブを着ていた。 深くかぶっているため顔は 口元しか見えなかった 性別はよく分からない そしてあとのひとりは 全身傷だらけで立っているのもやっと、という状態の女の人だった。 服は自分の血で染まったエプロンドレスを着ていた。 聞こえるのは女の人の荒い息遣いだけ… その時ローブの人の口元がニヤリと笑う。 一 瞬 の 出 来 事 だ っ た ローブの人は目にも止まらぬ速さで女の人に向かって刀を振り上げる ザシュッ…! 目の前が血で覆われた 「ッキャアアァアアァアァッ!!」 、
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