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俺はそのナイフを避けると、再び剣を構えた。
あいつら兄弟か、まだこんなに若いのに一体何故俺を狙うんだ。
そんな事を考えて居ると、弟(試合の時の対戦者)の方が俺に剣を振りかざした。
「考え事か、王子様は余裕だな」
彼はそう言って次々に剣を奮った。
「水影斬!」
彼の剣に水が纏うと、俺の剣と合わさった。
「なに!」
すると、不思議な事に俺の黒い剣が相手の魔法を吸収した。
今だ!
俺は相手の剣が止まった瞬間を見のがさなかった。
「クロスエッジ!」
風を纏う俺の剣が相手を吹っ飛ばした。
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