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殺される…
突き付けられたその剣が、俺を刺そうとしていた。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
死にたくないよ…
そう思った時、極度の頭痛が俺を襲った。
「早くしろ、俺は動けないし、何故か魔力の消費が激しい」
その間にも、少しずつ俺に近付いた。
「これで…俺達兄弟の運命も終わりだ…」
彼の剣が俺を刺そうと動いた。
その時だった、
「雷波天昇!」
見覚えのある声が辺りに響いた。
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