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一回戦が終わり、次の日になるとある噂話が流れた。
「知ってる?この学校に殺し屋が居るんだって」
「それ知ってる、でもその人捕まったらしいじゃん」
その噂は、俺が体験したことのあるものだった。
そして、今だ知られて居ないのはあの場所に二人居たのに一人しか捕まらなかったという点だ。
あの時、俺が倒したはず兄の方が居なくなったしまったのだ。
気絶したか、死んだはずなのに…
もし、生きているならばきっと俺を狙ってくる…
それにあの時、体が勝手に動いたことは事実。
それがなんであれ、同い年くらいの少年が俺を狙わなくてはいけない理由が聞きたかった。
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