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光利は自分のした事に呆気にとられ、動けずにいると烏帽子の男が苦悶の表情を浮かべながら口を開いた 「このワシが織田のうつけにやられるとはな……この義元の首で手柄とするがよい…」 そう言い残すと自刃して果てた 現代に伝えられる京言葉にお歯黒などではなく、海道一の弓取りと言われるだけある自刃だった 小姓達は大将を討ち取られた事で、怯え叫びながら逃げていった
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