始まり

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キィ… 扉を開ける。 青い空、白い雲、心地よい風… どんっ 「わ」 何かが当たった。 そっと足下を見る。 男の人だった。 あの、朝の、歩道橋の。 「あっ…」 気付いたのか、 少し眉間にしわをよせながら ムクリと起き上がる。
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