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ヒラリ。
俺の足元に、赤い色をした紙が舞い落ちた。
郵便受けから落ちた物らしい。
ふと、見た。
――戦死通知――
俺は何も見なかった。
そうだ、これは夢だ。
朝起きたらアサガオはちゃんと咲いてるんだ。
俺は、家に帰る。
かえって、ただ、布団にもぐりこんだ。
眠れず、幾度となく目を覚ました。
外はえらく寒いというのに、俺は汗をかいていた。
いやな夢を見た。
それも、何度も、何度も。
そして、朝になった。
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