もう一つの世界

5/6

19人が本棚に入れています
本棚に追加
/101ページ
「そう言えば君の名前聞いてなかったね…名前なんて言うの?」 「私ですか?……私には名前がないんです…」 「えっ」 「でも師匠にはルキって呼んでもらっています」 そうだったのか… 「わかったルキね」 「私はミキって言うの…よろしく…」 「……あんたの名前なんて聞いてないわよバーカ」 ムカッ 「何だとこのチビがぁ!!」 「ちょッッ二人とも落ち着いて」 「あッ私ったらまた師匠の前でこんな」 「もー 光はこの子に甘すぎぃーー」 「光?」 「そうだ そう言えば俺の名前ルキなら知ってるんじゃないの??」 「知りませんよ」 「えっ何で」 「師匠が名前教えてくれなかったんですよ…それに私も師匠って呼んでましたから別に気にしなかったので…」 何でぇ 「そう言えば俺の事師匠って呼ぶけど俺何の師匠だったの⁉」 「あっそれ私も気になる~」
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加