小さな一歩

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小さな一歩

いつの間にか寝ていた。昨日言われた事が脳裏から離れる事が出来ない。 今は朝の8時少し過ぎ。あまり寝れなかった。 私…ガンなんです 彼女の言葉を思い出した。忘れる事が出来ない。僕は何も言えなかった。何を言えば良い?わからなかった。人の命の重み。 彼女からもらった携帯番号が書かれた紙が、ポッケに無造作に詰め込まれていた。
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