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090…… 入力が終わって呼び出しコールが鳴り響いた。心臓の鼓動がどんどん高鳴り緊張していった。コールが三、四度鳴った後、
「もしもし」
彼女が出た。
「あ、昨日番号頂いた…
」
「涼さん!電話して頂けたんですね」
彼女の声が聞こえた。どうやら電話はして良かったようだ。
「昨日は本当にすみませんでした。突然困りましたよね…」
電話ごしでも物腰の低さは相変わらずだった。ていうか僕のが年下なんだけどな…
「ううん、こっちこそ黙っちゃって悪かったって思ってたんだ。…それで」
僕は話しを切り出してみた。
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