プロローグ

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彼女の支えは僕である。そして僕も、彼女を愛している。 僕は何も言わずに彼女にキスをした。そしてこれが、彼女と交わした最後のキスになった。   彼女はこの二日後に容態が悪化、緊急の手術室の中で命を落とした。 このお話は、不死の病気をわずらった盲目の女性と、その女性に恋をした僕らだけの恋の物語。
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