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「しかし、思い付かないな…」
まだ付き合ってもいないし、遊園地は早過ぎるだろう。
……行きたいけど。
困り果てた末に、僕は決断をした。
もう、これしかなかった。
僕は自信と期待と、ちょっと楽しみな気分に酔いしれた。
これしかないんだ…
僕は、それを実行していた。
…
男として、これで良いのだろうか。しかしもう実行してしまっている。取り替えしがつかない。後戻りは出来ないのだ…!
……
「もしもし涼さん?もしかして場所が決まって報告のお電話ですか?」
彼女はとても嬉しそうな口調で電話に出た。
「その事で相談がございまして…」
結局彼女と相談するという案に落ち着いた。
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