春のピクニック

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いつの間にか時は流れ、お昼時の時間になっていた。時間を教えてくれたのは僕の胃袋だった。 「もうお昼時だね。ご飯作ってきたんだけど良かったら食べる?」 咲はバスケットの中からおしぼりとサンドイッチを取り出した。 あまりにも定番すぎて、そしてその定番が幸せすぎて思わず笑ってしまった。
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