二人の想い

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二人の想い

翌日、僕は大学病院に足を運んでいた。 「相変わらずこの臭いは好きになれないな。」 そうぼやいた。 別に僕がどこか悪いわけではない。友達が入院したと聞いたから見舞いに来ていたのだ。 バスケットいっぱいに詰まったフルーツの盛り合わせを手土産に、話しもそこそこで病室を後にした。          
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