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何処まで来たのか分からないけど、この海には二人しか居なくて…
なんだか、別世界に来たような気分。
「気持ちえーやろー。」
「…はい…」
目を瞑っても差し込んでくる月明かりに、ザザーンと音を立てる波。
思わず裕さんと二人で、砂浜に寝転んだ。
「俺の大好きな場所やねん。」
「…なんで、俺を連れてきてくれたんですか?」
「んー…なんでやろな。…単純に、雛ちゃんと来たかってん。」
ドキッ…
…俺…だけ、なんかな…//
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