BAR:∞

4/12
468人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
  「ごらぁ!おおくらぁ!」 店員さんと微笑み合っていると、裏から893顔をした店員さん?が出てきた。 「ぁ゙、オーナー…」 オーナー? 見た目からすると、その人は俺と同い年くらい… 「この下に落ちてるんは何や?」 「あ、すんません…片付けます。」 「…ちょっと来い。」 ォーナーさんはそう言うと、店員さんを連れて裏に消えていった。 「…ふぅ…」 あんなことがあったのに…、こんなに笑えるなんて思ってなかった。 あの店員さんのお陰…かな。 誰も居なくなってしまったカウンター席で、少し量の少ないカクテルを飲みながら、そう思った。 グラスの中には、綺麗な青色の空が浮かんでいた。  
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!