BAR:∞

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  「君、採用!…名前は?!」 「や、すだ…章大です。」 「おっけ!…章ちゃん、」 オーナーさんはそう言うと、にかっとはにかんで笑った。 …章ちゃん? 「俺、錦戸亮。オーナーやけどたぶん同じくらいやと思うから、あんまり固くならんでええよ。」 「あ…はい。」 いきなりの展開に付いていけない俺と、さらに展開に付いていけてない店員さん。 「…え、オーナー…俺は?」 「…しゃぁないから、…章ちゃんに教わってな。」 オーナーの言葉を聞くと、俺と店員さんは顔を合わせて笑った。 「ほんまにありがとう!よろしくな。」 「おんっ。」 「じゃぁ…改めて、BAR:∞へようこそ!」 end  
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