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しばらくすると、ピンポーン…とチャイムが鳴った。
返事をしながら玄関に出ると、すばるの彼が立っていた。
「あれ?」
「…すいませんッ…、すばるくん…、おります?」
なんだか息も乱れてて、走ってきたのが伺える。
すばるん家そんなに遠くないねんけどな…。
「いますよ?」
「良かったぁ…!」
「あ、呼んできます。」
すばるを呼びにいく途中、時計に目をやって、彼氏の様子に納得した。
「すばるー、彼氏が迎えに来たで?」
「ん~?…あっ!!もうこんな時間か!?わぁ~…」
慌てた様子で身支度を済ませると、すばるは彼氏と一緒に帰っていった。
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