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さて、今度は肉付けの作業である。
今回もやはり顔は丸のままで行かせていただく。
でも…
“…眼帯と真ん中分けがあると、っぽいから描いちゃえっ(笑)”
ってなことで、眼帯付きの円と真ん中分けな円完成。
“まずはシエルからぁ~♪”
坊ったんボディは、一度「魔女っ子シエル」を描いていたので描きやすいと踏んでのことだった。
“ふんふ~ん♪…男の子だけど女の子みたいでぇ…でもぺったんこぉ~…”
楽しい。
これはかなり楽しい過程だ。
“腕はアンニュイにしたいじゃな~い…首傾げなきゃあかんなぁ…”
首…否、丸、修正。
“…ということは、肘掛けがここで描かれなあかんわけかっ……!!”
いや、元々描いてはあったんだけども。
まぁ、楕円だけどネ☆
“せっかくだから全部肉付けしますか、椅子もっ”
しばらく坊ったん放置…
“脚は…上品なのって私この形しか描けんのよね……”
“お、ちょっと良い感じ…”
“シエルの手がこうなって、肘がここで…”
“ソファみたいになっちゃ変だからここも支柱描かんと……”
“前から見るとどうなんのこれ…分からん…なんか数学みたいだ…orz(泣)”
苦戦。
楽しいけれど。
“背もたれはペン入れする時考えよ……”
なんとか椅子終了。
また愛する坊ったんの元へ。
“まずはただ肘掛けてる方から行くか…”
…なんて安易に決めた選択。
だっていかにも簡単そうなんだものっ。
しかし、そうはうまくいかないのが人体デス……
“ややっ、なんかバランス悪っ”
“角度、角度がぁーー…”
“拳?! じゃないし…なんだこの手……!!?”
“なんか違っ…この向きか? 向きが違うのかっ?!”
大苦戦。
もう何描いてるのか分からない(苦笑)
さぁ、お馴染みの展開。
どうするか、分かるよね…(笑)?
“こんなんで…いいか……”
大人になるということは、諦めることだ、……と誰かが言っていた。
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