開戦×下見

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  必要なのは、願いと思いと自信。出来ないって思ってたら出来ることも出来ない。 確固たる意志で、あるべき魔法の姿を想像する。 俺の中で、全てのバラけていたピースが一つ一つ、正確に埋まっていく。 そして、最後のピースが填められた――― 何か掴めたような感じがした瞬間、すぐ傍で何かが発光した。 突然、視界が奪われる。 目の前でシャッターを焚かれた気分だ。でも、その原因が原因なだけに喜ばしい。 「はぁはぁはぁ………やったぁ」 《闇槍》は見事詠唱なしで発動すろことができたが、でも――― 「……だぁぁぁ!――きっつ!!」 魔力を思いの外、大分多く魔法を発動するのに持って行かれた。認識・理解不足はあるだろうけど、どうやら呪文は思っていたよりも重要だったらしい。 「まっ、練習あるのみだな!!」 やってて気づいたことなんだけど、魔法は使えば使うほど、自分の思い通りに発動することができる。また、魔力は使えば使うほど魔力量が増える。
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