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これは憶測でもなんでもない。ただの事実。
何故かって？毎日平均８時間、魔法の練習をしてきた俺の実際に体験したから自信はある！
えっ？平日のどこにそんな時間があるかって？俺は学生だよ？睡眠学習の時間をそっちにまわしたのさ………
最初は苦労したよ………《闇槍》を蚊位の最小サイズにして先を丸くしてずっとビュンビュン人に当たんないように飛ばしたのは………当たったのは寝てた浩介だけだったから良かった……
そういえば、あの後、放課後になっても起きなかったような―――
ちょっと話が反れたな。
俺はそんなこんなで魔法に夢中になっている。今まで何かに夢中になれることが無かった俺にはとても新鮮で興味深い。
部活動に熱中している奴らも、きっとこんな感じなんだろう。今なら共感できる。
結局俺はその日、一日を町はずれの山で魔法の練習に注ぎ込んだ。
ホントは閉鎖世界に入り一度魔物とやらと戦い色々と試してしたいことたかった。だけど、それはナビーがまだ無理の一点張りで不可能だった。
俺は帰り道をジョギングしながら、あることを思い出していた。
「大切な人……かぁ」
今日開催されるであるＭＦＢの言わば人質。
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