two order

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子猫は狭い路地を幾つも曲がって行く。 狭すぎる道とかも通るから、かなり体力を削られる。 休憩に立ち止まる度、猫も止まって待っていた。 そして、限界が近づいた時、小さな教会の前でピタッと止まった。 「はぁ…はぁ…着い…たのか?」 息を切らしながら教会を見上げる。 こじんまりとして、白を基調とした物だ。 汗を拭って猫のそばに座る。 「祭りから離れちまったな…で、お前は何がしたいんだ?」 「フミ…」 猫は小さく鳴いて、ゆっくりと裏の方に行った。 「お、おい!まだリボン着けてねぇのに…」 仕方なくついて行く。 すると、裏には大きな車があった。
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