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「さて…全員大人しくしてろよ?」
会場が鎮まると、翼に合図して召使い達を一斉に中にいれた。
逃げようとしてた奴等は、鈴達がきっちり捕まえている。
「ふぅ…」
思わず小さなため息が出てしまった。
取り敢えず…ミッション成功かな。
後は各班に任せて、セレナちゃんを探しに行こうとした時だった。
目の前のステージに小さな人影が見える。
間違いなく彼女だった。
「…っ」
走って駆け寄る。
すると、相手からもそばに来てくれた。
「終わったよ…セレナちゃん」
「…ぉつ…かれ…様です…」
ふんわりと柔らかい笑顔をこちらに向ける。
うん…何か幸せ…
優しく頭を撫でていた時だった。
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